• 石鳥谷の全てがここにある!?
    きのこ公園

    車で通りかかるたび、二度見してしまう。
    ん? キノコ? あれはなんだ?

    噂によると、
    通称「キノコ公園」と呼ばれているらしい。

    そして白菜やキャベツもあるらしい!?
    ますます気になる…!


    そこで、この公園のルーツを辿るべく、
    詳しいことを知る方々に話を伺った。

    元 八日市小学校の跡地であるこの場所は、
    公民館、体育館、公園など、
    お子さんから高齢者まで幅広い層が利用する
    地域コミュニティ活動の拠点となっている。

    かの有名な「八日市つるし雛まつり」の会場も
    この敷地内にある振興センターである。

    昭和53年。
    農業を営む地域という特色を活かし
    農村公園を整備する計画が立てられた。

    さらに農村らしさを出すために、
    地域の農産物である野菜をモチーフとした
    遊具などの設置を決めたそうだ。

    そして昭和58年竣工!
    それがこの、通称「キノコ公園」と呼ばれる
    「大興寺農村公園」の歴史の始まりである。

    そして色々お伺いしている過程でふと気づいた。
    キノコばかりに目を奪われ、
    野菜の遊具に注目してこなかったこと…

    急いで八日市振興センターへと車を走らせた。
    今日は天気も良く絶好の取材日和。

    敷地内に降り立つと、いつものキノコがお出迎え。

    鮮やかな赤が目を引きます!

    そしてこちら!

    座ったり登ったり?楽しそう!
    向こうに見えるのはきゅうりです

    こんなに立派で丈夫な野菜たちがごろごろ!
    なんとも楽しい光景。
    いつも以上に鮮やかに見えたり、
    思った以上に敷地を広く感じたり、
    歴史に少し触れただけで、見える景色や色が変わるのが不思議だ。

    そうそう、きのこをなぜ「赤」色にしたのか聞いてみた。
    「遠くから見たとき分かるように・目立つように」
    という理由だそうだ。

    その思惑通り、これからもここを通るたびに
    きのこの姿を見つけて二度見三度見するのだろう。

    とりあえず毒キノコではないので安心して遊んでください(座ってください)

    大興寺農村公園
    (八日市振興センター・八日市いきいき交流館)

    住所:花巻市石鳥谷町大興寺第8地割157番地4
    ※駐車場あり


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